アデノウイルス感染症

かぜの原因となるウイルスの一つです。感染力が強いことが特徴で、飛沫だけでなく接触による感染もします。学校や保育園などでは登校許可書が必要になることがあります。

アデノウイルスにはA~F型に分類され血清型では51にも分けられています。かぜの約10%がアデノウイルスとも言われています。いわゆるはやり目、プール熱ともいわれる病気の原因菌もアデノウイルスです。

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潜伏期間は5~7日間ほどで、ウイルスの型で症状も異なりますが、発熱、咽頭炎、結膜炎などの症状を認めます。また、発熱は数日続くため、赤ちゃんの場合は脱水症状に特に注意が必要です。できるだけ少しずつゆっくりと水分を与えるようにしてください。

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検査キットがあるので、迅速に診断を行うことができます。検査方法は、溶連菌感染症の検査と同様に、のどの奥の病巣部から綿棒で検体を採取します。時間も5分ほどで完了できます。

アデノウイルス感染症と診断された場合には対症療法が中心となります。抗生剤などは効果がないため、症状にあわせて解熱剤など使用します。診断された場合には症状消失してから2日経過すれば、外出可能になります。