溶連菌感染症

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溶連菌感染症とは、急性扁桃炎の原因菌の一つとして知られており、お子様に多い感染症です。主に、咳やくしゃみといった飛沫による感染が多く、大人が感染すると稀ですが重篤化する恐れもあります。また、感染力が強い為、学校や保育園などでは登校許可書が必要になることがあります。

症状

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溶連菌感染症は発症すると、のどの痛み、発熱といった症状を認めます。舌が赤くなり「いちご舌」になることもあります。これらは基本的な症状ですが、リウマチ熱や、溶連菌糸球体腎炎などの原因になる場合もあります。

検査方法

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早期発見と治療によって、ご家族への感染や、重篤化のリスクを低くすることができるため、検査を受けることをおすすめします。

当院では検査キットを使用して迅速診断を行うことが可能です。検査方法は、のどの奥の病巣部から綿棒で検体を採取して行います。5分ほどで終わる検査なので、小さなお子様も心配なく受けることができます。
のどの赤みや発熱など溶連菌を疑われる場合、周囲で流行している場合には検査を受けることが可能です。

治療方法

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溶連菌感染症と診断された場合には、抗菌薬(ペニシリン系またはセフェム系)を内服します。内服後24時間以降であれば、ほかの人への感染が防げる程度まで菌を抑えることができるため外出可能になります。
しっかりと抗菌薬を内服していただければ早い場合には翌日に元気になります。

家庭でできるケア方法

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のどが痛いため食事はなかなか取れない場合にはゼリーなど食べやすいものや水分をしっかり摂取しましょう。
入浴も熱が高熱でなければ入ってもかまいません。湯冷めしないよう気をつけましょう。

 
 

【ママと三塚先生のQ&A】

Q.大人でも感染するの?
A.大人でも感染します。お子様が発症したときには十分注意しましょう。

Q.いつから学校にいけるの?
A.内服開始から24時間以降であれば排菌が少なくなるため登校・登園可能です。

Q.溶連菌感染症になると、かかりやすい病気はあるの?
A.糸球体腎炎、リウマチ熱、血管性紫斑病などあります。糸球体腎炎では尿検査と採血で診断が可能です。溶連菌感染症になったあとに体調不良や浮腫などを感じたら小児科に受診して精査しましょう。リウマチ熱は発熱とともに約半分に心炎をおこし、多発関節炎、舞踏病、輪状紅斑、皮下結節を起こします。なにかいつもとちがう様子でしたらすぐに病院に受診しましょう。