花粉症(アレルギー性鼻炎)

花粉症とは

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I型アレルギー性疾患で、発作性反復性のくしゃみ、水様性鼻汁、鼻閉の症状です。いわゆる国民病ともいわれる花粉症のことで花粉などの抗原に長期間暴露されると症状が発症すると言われています。

原因

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ハウスダスト、ダニ、スギ、ヒノキ科花粉などの吸入により上記のような症状が出現します。これらは、採血検査で調べることが可能です。

検査方法

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近年では小児花粉症の増加が著しく、症状で花粉症が疑われるお子様には、イムノキャップ検査をおすすめしています。少量の採血により約20分で結果がわかります。

以前は学童期以降に発症すると言われていたが最近は、原因アレルゲンの量的質的変化・居住環境・大気汚染・スギ花粉症などのアレルギー発症の低年齢化・有病率の増加が問題とされています。

治療方法

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症状の程度によって抗アレルギー薬や点鼻薬、目薬を使用して症状の緩和を行います。重症度によって、内服薬の選択が変わってきますので耳鼻咽喉科、内科などの受診をして適切な治療を受けましょう。

また最近ではスギとダニの抗原を体に取り入れる舌下免疫療法が開始され治療を行う施設も増えています。12歳以上で適応がありますので興味がある方は耳鼻咽喉科までいらしてください。ただ、すべての施設で行っているわけではありませんのでありませんのでご注意ください。

自分できる対策

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マスクや眼鏡をし、原因アレルゲンとの接触の回避、室内のそうじなどをこころがけましょう。
手洗い・うがいもこまめにしましょう。鼻水が多い場合には吸引してあげましょう。

 
 

花粉症(アレルギー性鼻炎)についてよくあるご質問

Q.何歳からなる?0歳でもなる?
A.いくつからでもなる可能性はあります。幼児でも検査をすると花粉症と診断される患者さんも多くなっています。

Q.検査はいつからできる?
A.イムノキャップという検査が約2歳から可能になります。小児科では0歳からもアレルギー検査が可能です。

Q.赤ちゃんの治療方法は?
A.赤ちゃんの場合でも症状がひどいようであれば抗アレルギー薬(アレルギー症状を抑える薬です)を内服することになります。
症状が軽度であれば鼻水吸引などを行い様子をみるのも一つです。呼吸が苦しいような場合には内服薬を検討しましょう。

Q.花粉症と風邪の鼻水の違い?
A.花粉症は花粉に対するアレルギー反応であり、透明の鼻水です。風邪は一般的にはウイルス感染によるもので透明な鼻水です。風邪の初期と花粉症はわかりづらいこともあります。
透明の鼻水でも毎年同じような季節に症状が出現したり、くしゃみがあったりする場合には花粉症の可能性が高いです。また、耳がかゆくなったり、のどのいがいがする場合にもアレルギー症状の可能性があります。

Q.予防方法はある?
A.抗原に暴露しないようスギ花粉症であれば2~4月は外出時にマスクや眼鏡、帰宅時には手洗いうがいを心がけましょう。

Q.子どものうちに発症したら一生続く?治ることはある?
A.基本的にはずっと続くものですがスギの花粉症患者であれば舌下免疫療法という治療を行うことができます。
保険適応が拡大しています。約3~5年舌下に投与が必要となりますが、舌下免疫療法で症状が改善したかたは多くいらっしゃいます。毎日継続できるかたは治療をはじめるものひとつです。

Q.スギ、ヒノキ以外にもこどもに多いアレルギーはある?
A.ダニのアレルギーが多いと言われています。こちらも花粉症と同じように、家の掃除で原因アレルゲンからの接触を回避するようこころがけましょう。